東京イラスト写真日誌リニューアル!
東京イラスト写真日誌は、リニューアルオープンしました。こちら
(香港イラスト写真日誌の記事もこちらでどうぞ)
ライブに来てくれてありがとう!
1月13日〜22日の香港滞在時にはすっかりお世話になりました。
また、21日にぼくのラストライブに来ていただいた方、お忙しいところ、またはまったりしていたところ、お時間いただきありがとうございました。
楽しんでいただけたら、と思うんだけど、そうでなかったら申し訳ないです。
かといって、「じゃあ次回のライブで挽回!」ってことには残念ながらなりません。
また、香港に行くことがあれば、一緒に遊んでやってください。
ありがとう!
しばし、さようなら!
ラストライブの記事については、「東京イラスト写真日誌」にエントリーしました。 よろしければどうぞ。
ではひきつづき、「東京イラ写」でお会いしましょう!
なおきん
オン・ザ・ロック
-ここでは夜景も照明の一部となる
▼ ロックアイス(丸型)
- これはウイスキー・バーボン用
▼ ロックアイス(角形)
- ジンやウオッカなどのスピリッツには角形のほうが、酒の甘みを引き出すんだそうだ。 試しにボンベイ・サファイアをロックで飲んでみると、まるでシロップが入っているかのように甘く感じられた。 うーむ、スゴイ!
▼ この一杯に生きてるなあ、と思う
■ お知らせ
前回ご案内したとおり、下記のとおりロックライブをやります。
まだ集客に余裕があるので、みなさんお誘いのあわせのうえどうぞ!
- 日時 : 1月21日(日) 4:00 p.m 〜 7:00 p.m
- 開場時間 : 4:00 (ドリンク、スナックで歓談タイム)
- 開演時間 : 4:30 p.m 〜
- 場所 : Insomnia in Lan Kai Fong
- 住所 : 38-44 D'Aguilar St, LG/F, HO LEE Commercial Bldg., Central
- 出演バンド : The Rosen Montag, The Speed King
- 入場料 : 150HKD (ビール、ワイン、ソフトドリンクなど飲み放題、軽食ピザやタンドーリチキン等 10品)
ぼくがローゼンモンタークで演奏するのは最後になるはず。 「しょうがねえな、じゃ見に行ってやるか・・」 てなかた、神のご加護がありますよう!
眠れない夜
眠れない。
何度も何度も何度も寝返りを打ち、掛け布団をはいでみたり、またかけてみたり、股にはさんだりしながら悶々としている。
加齢臭をまき散らせながら、中年オトコがホテルの一室でひとりこんなふうに悶々としている姿は、いうまでもなく醜い。 場合によっては変態かと思われるかもしれない。 実際、変態かもしれない。
知ったこっちゃない、とにかく眠れないのだ。
ライブ会場の下見を兼ねてバンドメンバー2人とそこで飲み、それからマレーシア料理をつつきながら飲み、さらにオープンテラスのバーで飲んだ。 大した量を飲んだわけじゃないけど、とてもリラックスできていい感じにほろ酔い気分だった。 あれから部屋に戻って、さっさとシャワーを浴びてベッドに潜れば朝までぐっすり眠れたろうに、と思う。
シャワーのあと、閉じられていたパソコンを開いちゃったのがいけなかった。 溜まっていたメールの半分に返事を書き、コメントに返事を書く・・・ そんなことをしているうちに、さっきまでの酔いがすっかり覚めてしまった。 まるで選手交代みたいだ。 「酔い」がベンチに引っ込み、「覚醒」がやる気満々でマウンドに上がる。
そして眠れなくなる。 おまけにお腹も空いてくる。
少し身体を疲れさせようと、屈伸と腕立て伏せと腹筋とスクワットをしてみる。 うっすらと汗をかく。 汗をかいてしまったのでもう一度シャワーをする。
ますます眠れなくなってしまった。
それでもがんばってベッドに潜る。 こんどは枕を股にはさんでみる。 枕を股にはさんだまま、ばったんばったん左右に寝返りを打ってみる。
やはり眠れない・・・
そのうちだんだん 寝なくてもいいや と思えてくる。
早く朝にならないかなあ、
熱いコーヒーと、かりっと焼いたトーストが食べたい
▼ 本日の朝食
(元)近所に新しくできたスターバックスで、ラテとサンドイッチ。 朝からインスタントラーメンが食べられる香港人はすごいなあ、と思いつつ
▼ 本日の夕日
日が暮れるまでここでじぃっと夕日を眺めていました。 思えばここに5年半も住んでいながら、こんなふうにのんびり夕日を見ていた記憶がないなあ、と
香港到着
▲ ホテルの窓から周辺を望む。
無事香港に到着しましたなおきんです。
思ったよりあったかで、ジャケットを着て街を歩いていると軽く汗ばむくらい。 ホテルにチェックインして荷物を置くやいなや、練習スタジオに飛び込みセーフ。 21日のライブに向け、なにかと準備が・・・。
それにしても、インターネットの遅いこと遅いこと! 先日の南台湾沖地震の影響がまだ残っているようですね。 こんな状況で日々更新をされている香港在住のブロガーさん、どうもおつかれさまです。
▼ ネットが使えればどこでもいい!ってことでとったホテルの部屋
そんなわけで、まずは生存確認まで!
そうそう、香港で使っていた電話帳を失念。 連絡とりたくても取れない状態です。 「あいつ、連絡こねえな・・」 てなかた、どうかぼくのケータイ 6104 0612 まで連絡くれるとありがたいです。
なお、この番号はぼくの香港滞在中のみ有効です。
ストレンジャー
香港に来ると、つい行ってしまうのが 「六福邸」。
言わずと知れた 「お犬様たちの館」。
招かれた部屋に入ったとたん、総勢10匹ものお犬たちからの歓迎を受けるのであります。 これまでいろんなおうちへ招かれ、歓迎を受けたことはあるけれど、10匹ものお犬たちがどどどっと集まってきて、足下に群がり、飛びかかり、ソファに押し倒し、ぺろぺろと顔をなめ回されるといった歓迎ぶりが体験できるのはたぶん、世界でもここだけだと思う。
六福邸のおかん、ぶちゃんの教育のたまものであろうこの、「お客様へのおもてなし」は、日港ブロガーたちの間でも有名で、毎度誰かしら訪れている。 この日も、日本から赤メガネさんとハム&ケイさんがいらっしゃってました。
パグを中心に10匹ものお犬たちの歓迎ダンスをしばらく受けた後、ふとみると黄黄(おうおう)くんが、何かをくわえてやってくるのに気づく。
なんと、くわえているそれは愛玩ゆえにボロボロにはなっていたけど、たしかにぼくが一年前にプレゼントしたおもちゃであった。 彼はそばにごろんと横たわり、おもちゃをくわえたままだまってぼくを見上げるのだった。 聞けば、そのおもちゃは彼の大のお気に入りのおもちゃになっていたのだそうだ。
覚えてくれてたんだなあ・・・
とぼくは感激し、しばらく黄黄の頭をさすり、耳の下をかいてやる。 六福邸に訪れるゲストは、こんなふうにお犬たちに癒され、なごまされ、元気をもらって帰って行くのです。 「また来よう」と。
「ナイスセーブ、黄黄!」
「こんどはわしが日本代表の敵(かたき)をとっちゃる!」
たのんだぞ黄黄。
六福邸を後にしたぼくたちは大好きな仲間たちと一緒にフェリーでラマ島に行き、美味しい海鮮料理をいただいてきました。
■ カニを持ったお店のオジサン
▲ これが・・・
▲ こうなって、美味しくいただきました
お腹いっぱいで幸せに包まれたぼくたちは、折しも天候が悪かったせいか船が揺れるので、酔い止め防止にと「しりとり」しながら香港島へと帰っていくのでした。
仕事の電話もメールも来ない、そもそも「仕事って何だろう?」と思えるくらいにのんびりとした平和な一日が過ぎていきます。
ぼくにとって、かつては日常だった香港。 こうして7ヶ月ぶりの香港は、少しも変わりなくぼくを迎えてくれるのだけど、なにかしら変化を感じさせずにはいられない。
▲ 新しい香港の風景、フォーシーズンスホテル
それはたぶん、
香港がしだいに非日常へと変わってきていること。 そこに仕事も生活もないぼくは、「たびびと」 のひとりとして存在する。
でもまあいいや、と思う。
ぼくはどの地にあっても 「ストレンジャー」であり、「たびびと」。
いまでは、それに安堵感すら覚えます。
「次はどこへ行こう?」
生きてることが楽しくなるのは、そんなときですね。