旬をいただく

この一杯に生きているなっ

暑くなりましたね
この季節、やはり
「ビールがうまい!」

バーで、ホテルで、居酒屋で、やっぱり自宅、あるいは職場(おいっ)・・・。 だれもが愛(め)でてやまないビールさま。 やはりビールはなんといっても、「飲みたいときがうまい時!」 みなさんそれぞれ、ビールを語らせば「ひとうんちく」も「ふたうんちく」もあると思います。 それはぜひ、次の機会にゆっくり聴かせてもらうとして、やっぱりビールと言えば、ドイツ!と、「イラ写」的には断言したいわけです。 異論ある方、かかってきなさい。

香港のお店でビールを注文すると、たいていは「サンミゲル」か「青島」、あるいは「カールスバーグ」、でしょうか? もちろん「キリン」、「アサヒ」、「サッポロ」、そしてドイツ人をして唯一、ビールと認めた「エビス」*1。 しかし、これらのビールではどこか「物足りない」と思っている方もいらっしゃると思います。 では、「どこのビールがうまいのか?」


知りません・・・
( ̄□ ̄;)!! オイ・・!


て、わけには今さらいきませんねー。そこで、香港で飲めるビールの中で、ボクが「ぜひ」と、どなたにもオススメしたいのは
「ケーニッヒピルスナーの生(Konig Pilsner von Fass)*2

▼ ケーニッヒ・ピルズナー(生)

クセがないストレートなホップの香りが、鼻孔をくすぐりまくります。そして、まるで愛撫されているかのように「うっふん」な、のどごし。そして、生クリームのように濃厚な泡。 これぞ「ケーニッヒ(王様)」の味わいです。 「皆のもの、ひれふすがよいわっ」てな気分になれます。


この「王様ビール」に対して、ドイツ人が「ビールの女王様」と呼んでいるのが、「ヴァーシュタイナー(Warsteiner)」。 ちょっと苦めです。ちょっと「オトナ」なヒトにおすすめです。 「酸いも甘いも」知り尽くした紳士・淑女が、「夜明けに、くいーっと流す」ってカンジです。さすがはビールの女王様。 まさに、「ひざまずいて足を舐めてしまいそうな」うまさですっ。

▼ ヴァーシュタイナー(生)


ビールと言えばソーセージ」は、ドイツ二段活用として正しいですが、まるで「秋の上海ガニ」同様、ヨーロッパでは"春の旬もの"といえば、なんといってもこれ!



ホワイトアスパラガスのホーランデーズソースあえ

↑これ、美味ったらないです。 とれたてのアスパラの皮をむき、さっと塩ゆでしたところに、濃厚なホーランデーズソースをふわりとかけて。 どこかコーンにも似た香りのアスパラのシャリシャリ感と、濃厚なバターの風味が、お口の中で溶け合い、味覚の伝導路をオイシサが突き抜けていきます。 これはいったいなんだろう?ちょっと形容しがたい感覚です。 ドイツ人の友人の中には、これを食べる度に「ヤリたくなる」って言う人もいます。うーむ、それってアリかも? 「倦怠期を迎えたご夫婦」、「コトバじゃうまく口説けない純情カップル」な方達におすすめです。
こんご、「白アスパラを食べに行こう」と誘われたら、
とっておきの「勝負パンツ」が、お約束ですっ

ちなみに、アスパラはいましか食べれません。「来月には食べれないかもっ」 です。お早めに。


どこで食べれるかって? ふふふ・・・



「勝負パンツ」はいて、ぼくに連絡を!( ̄‥ ̄)=3 ふんむっ


というのは冗談で、LKFのインソムニアの前のドイツパブで食べれます。(2件のうち、向かって右の方ね) 期間限定です。


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▼ もちろん忘れちゃならねぇ、ソーセージ

"ブラートヴルスト(焼きソーセージ)"と"ブラートカトッフェルン(ジャーマンポテト)"、ゼンフ(ドイツ風からし)をたっぷりつけてね。この「からし」と「ソーセージ」にビールがとても合うんでございますよ。

*1:長い間、ドイツでは"エビス"以外の日本ビールの輸入を禁じてました。理由は"麦芽100%"でないから

*2:von Fass :フォン・ファスで"生"の意味になります