香港人のゲップ
すれちがいざまに、「げふっ」
香港人にやめて欲しいクセ、ナンバーワンはやはりコレ。たとえ、どんなに金持っていようと、いい服着ていようと、高学歴だろうと、寂しがり屋さんだろうと、寝たきりの母親にお粥を食べさせ、「早く良くなってね」とかいう実はイイヤツだろうと、ビビアン・スーに似た美人且つ「今夜は帰りたくないの」とイイ匂いの髪を肩に乗せてこられようとも(だったら、いいかなあ)、とにかくこのゲッパーズ*1だけは許せません。
- 「ゲップ男が飛行機で隣りに。眠れなかったわ。」【26歳女性】
- 「キレイな女の子なんだけど、まるで地の底から聞こえてくるような音なのよ。」【37歳女性】
- 「まだ、おならのほうが許せるわね。」【39歳女性】
- 「なんか、挑戦的なんだよなあ。」【33歳男性】
香港に住む日本人は、くちぐちにそう不満を訴えます。
あー、あー、わかります、わかります。ぼくもゲップが原因でスタッフをクビにしかけたもの。レストランで食事中、同僚にコレされてトイレに立ちそのまま家に帰りましたもの。
今朝、朝食用のパンを買いにスーパーへいったときのこと。レジに並んでいた3歳くらいの男の子が、突然大きなゲップを3連発。とたんに、その子を連れていた母親が、「まあ、この子ったら♪」なんていいながら、満面の笑顔でその子の頭をなでています。
「ほめちゃうのかよ!」
ああ「三つ児の魂百まで」、香港ゲッパーズはこうして育ち、増殖していくのかなあと思いました。 おかあさん、あなたのその服のセンスは許します。だから、子供がゲップしたら迷わずぶってあげてください。
*1:ゲップする人達のことを指す造語、なんだかドイツ語みたいですね
