ブログのきっかけ

さかばで酔ってラクガキするのがだいす

"ブログ"をはじめる「きっかけ」って、なんだろう?って思う。インターネットを利用するにあたり、「メールをする」、「ホームページを見る」というのは、訊かずとも察してしまうのだけど、わざわざ「個人サイトを開設してコレを運営する」っていうのは、それなりに「能動力」や「自発力」が必要。つまり、「やろう」と思わなければ始まらないし、「続けよう」という意志がなければ続けられない。
「タダだから」、「みんなやっているから」というのは、きっかけというよりは、「ちょっと背中をおしてくれるもの」だろう。 自ら発信し続けていくという、このタフな「アソビ」は、夢中になるには「別の何か」が必要だ。 そのことを、ぼくは他のブロガーたちに、つい訊いてみたくなる。
「バカみたいに、よくやってるよねー」
「きっと、ヒマなんでしょ」
「何が楽しいの?」
これらは8年前、自分の「個人サイト」を開設して以来、いつもダレかしらから言われ続けているセリフ。 たしかに、「バカ」で「ヒマ」で、そして「楽しい」。 "時間"も"労力"も"他の楽しいこと"も犠牲にして運営する、そんな「ぼくのサイト」は、それを引き替えに金銭的な利益が得られるわけでもない。「アフェリエイト?」あるいはそんな手段もアリかもしれない。でも、金銭的インセンティブだけで何かを発信し続けるのなら、もっと他に金儲けの時間を用意したい。
「庭でおいしい野菜が採れました。欲しいヒト、譲ります」
「こんなイラスト描いてみました、欲しいヒトDL*1してね」
という個人サイト。また、「旅行情報」や「おすすめのお店」を紹介する個人サイトも多い。「あんなの自慢したいだけ、実におしつけがましい。」と非難するのはカンタンかもしれないが、それらのコンテンツを気前よく提供してしまう「個人サイト運営者たち」は、きっと「みんなに楽しんでもらいたい」と素朴におもっているんじゃないか?と、感じる。

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生まれてよかった、自分がここにいることがうれしい、というようなことが、まったくなくても人は生きていられるのだとしても、ぼくは、そんな人生はお断りだ。【糸井重里著:ほぼ日刊イトイ新聞の本】

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ぼくも糸井氏に大賛成だ。 ぼくはコレに、
ここにいることがうれしい人がまわりにいると、もっとうれしい
と追加したい。
ぼくは酔うと、いつもその辺の紙切れにへたくそなラクガキをしては、まわりのヒトに見せてよろこんでいる。そして、誰かがよろこんでくれると、ぼくはさらにうれしい。おどろいたことにそんな「ラクガキ」をいまでも大事に持っていてくれる人もいる。「イラ写」は、そんな「酒場のラクガキ」の言わばインターネット版。"ラクガキ"が、「見たいときにいつでも」、「同時にたくさんの人に見てもらえる」、というのは、もっともっとうれしい。少しぐらい睡眠時間が減ってもかまわない、と思える。

以上がぼくの、「ブログを始めたきっかけ」そして、「続ける理由」
さて、みなさんは、なにをきっかけに「ブログ」を始め、また何をきっかけに始めようと思いますか?




 「きっかけはわかったから、もっと楽しませろ!」と思われた方、クリック

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫) ▼「ほぼ日刊イトイ新聞の本」 糸井重里
文中で引用させてもらった、糸井重里著の本。 ここに書かれていることは、ほんと、ぼくが普段思うことに似ていて、糸井氏にとても感銘しました。 よければ読んでみてください。「人生論」としても、「ビジネス本」としても楽しめます。

*1:ダウンロードのこと