少年テロリストの行く末

「中年テロリスト」の撮影風景

せまるー、ショッカー地獄の軍団・・・(♪)

バイクや自転車にまたがると、ついそんな歌を口ずさんでしまう、昭和高度成長期のただ中生まれです。先月の日誌で「香港のドライブ」について書いたところ、「オレの後ろに乗らないか?」と、かとーさんからコメントをいただき、ようやく先日、夢の「おやじタンデム」が実現できました。バイクの後ろに乗るなんて、小学2年生以来。 まさに、初代仮面ライダーをリアルタイムで観ていた頃です。
当時、ぼくの愛車は、「電子フラッシャー付きサイクロン号」。「走り」にはまったく意味のない「風防」だの、ごっつい「ウインカー」だのといった装備で車体がやたら重く、坂道泣かせな幼児用自転車でした。当時の子供たちは、みんなこれで足腰を鍛えてたものです。
加えて「銀玉鉄砲」、自転車にまたがり疾走しながら、敵に向かって撃って撃って撃ちまくる・・・。その姿、まるで「やぶさめ」。
←"やぶさめ"の様子
幼き血潮に、まさに武士のDNAを見る想いがします。がしかし、近所では苦情が殺到。いつしかぼくは、「町内のテロリスト」へと、なってしまってました。

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ヘルメットをかぶりながらシートにまたがり、かとーさんのお腹に手を回そうとすると、
いや、そこじゃなく、ベルトつかんでよ」と、いわれました。
案外シャイなヒトです。
こうして、"クワイ・フォン"から香港のチベット"元朗(ユイロン)"にむけ出発進行! 市街を抜け高速道路へ。 オヤジ二人を仲良く乗せ、バイクはどんどん加速。運転するかとーさんの肩越しにメーターを覗くと、「時速100kmちょっと」。 顔を、肩を、膝を、目を、狂気のような風が容赦なくたたきつける。こうして風の猛攻を受けていると、「X年テロリスト」への変身スイッチが入るというもの。
ぼくは片手を彼のベルトに固定したまま、もう片方の手でごそごそとバッグの中からデジタルカメラを取りだす。少年期から中年期へと代われば、銀玉鉄砲もまた、カメラへと変化する。
平成の「やぶさめ」は、「弓矢」をもまた、「デジカメショット」へと変化すのだが、その姿は、
どうみても・・・


林家ペー林家パー子 だったかと・・・ ( ̄□ ̄;)!!


てことは、林家ペー林家パー子の先祖は、武士?
(そうじゃ、ねえだろ!)



 これで林屋ペー・パーでも検索引っかかる、と思われ

▼ バイクから撮影したショットの一部


激しい振動と夜間だったため、撮影結果はボロボロ・・・。 でも「中年テロリスト」はそんなこと、ちっとも気にせずショット、ショット、ショットの36枚でした。

  • 【注意】バイク乗車時の撮影は危険ですから、絶対マネしないでください! ぼくも、あとから「アブナイからやっちゃだめだよぉ」って、叱られました。