選択と集中をめざす

「20:80」パレートの法則に想う

「20/80 の法則」ってのがある。
つまり、「私たちが手にした結果の80%は、私たちがしている努力の20%から得た」というもの。 "パレートの法則"といえば、耳にした方も多いと思う。
例えば、「我が社の80%の利益は、顧客全体の20%から稼いでいる」っていうふうに使われてますね。 このことは、むかーし、IBMの営業研修で教えられ、「ふむふむ」と、試しに過去の売上げデータで試算してみたところ、ホントその通りになってたのでびっくりしたことがある。
「なんだよ、今日はビジネスのはなしかよ・・・」 と思われた方、"ぶっぶー"です。 "イラ写"にビジネスは似合わない、ていうか、そぐわない。つーか、あり得ない。(バナー広告、一切お断りしてるし・・・)
この"パレートの法則"って、日常何気に使えるなあって思う。 例えば家庭のクローゼットやタンス。 「着ないだろう、そんな服」ってのが、ずいぶん場所をとってませんかー? これを"法則"に当てはめると、
「日常着る服の80%は、持ってる服全部の20%である」
てなことになるわけです。 まんべんなく均等に着てれば、
「日常着る服の80%は、持ってる服全部の80%になる」
わけだから、残りの60%はズバリ 「場所ドロボウ」ってことになる。 こんなふうに、周りを見渡すと、"パレートの法則"って至る所で発見すると思う。 部屋に積み重なる音楽CDや本、ゲームソフトの類もそうだろうし、レストランのメニューなんかもそうだろう。 人気メニューの2割で、売上げの8割をカバーしているハズだ。 また、皆さんもお使いのパソコンにはいろんなソフトやデータが入ってると思うけど、普段使ってるソフトやデータの8割は、全体の2割以下てなことないですか? ぼくはあります。 中にはメールとブラウザーだけってなヒトもいるだろうから、もっと少ないかもしれない・・・。

要は、選択と集中だ。 もし何かに迷うことがあれば、ぜひ"パレートの法則"を思い出して欲しい。 「あれもこれもしたいけど時間がない」ってときや、「たまるガラクタを整理したい」ときなど。
自分に必要な20%が何なのかを、ハッキリさせるわけだ。 全体のリスト(100%)を作成し、だいたいいつも(80%以上)使ってるもののうち、「必要な20%」をハッキリさせる。 まずこれが「選択」。 そしてここが肝心なのだけど、この20%に、"時間"や"場所"、"エネルギー"など、自分の限られた資源を、一気に「集中」させるわけです

「時間がない」とか、「場所がない」と嘆く前にぜひ、試してみてください。 「そのときは必要だった」が、「今は必要ない」モノは意外と多いし、「自分を悩ます要因」のうち8割がたは、それほど重要でなかったりすることに、きっと気がつくはず。

ぼくがこれまで出会った"成功している人"や、"りっぱだと思う人"は共通して、「自分の整理整頓」ができており、そのぶん「気持ちに余裕」がある人だったように思う。 ぼくも、"そんな人"になりたいと強く思う。



 「みなさんの20%に「イラ写」が選ばれるよう、これからもガンバります。応援してください。


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