ドイツの公衆欲情、テルメ

ドイツの混浴温泉で

香港に足つぼマッサージや、タイにSPAがあるように、かつて住んでいたドイツにも、そんな「癒しの空間」がある。
ローマ風呂(テルメ)だ。
ぼくの住んでいたデュッセルドルフから南へ電車で30分の「ケルン・ドイツ駅」のそばに、その「癒しの殿堂、ローマ風呂」は大理石の壁もつややかに建ち誇っていた。 入り口で料金を払い、ロッカーのキーとバスローブを受け取ると、さっそく脱衣場で生まれたままの姿に変身。 日本の温泉とかだと、いやぁんな部分をタオルでだらしなく隠すくらいだけど、ここでは優雅にバスローブざますよ、奥さん。

館内は明るく、広く立派な温水プールがどーんと中央にあり、そのまわりにサウナ風呂や、スチーム風呂、シャワールームなんかが併設されている。 海外での温泉は水着着用が常識だけど、ここは、老いも若きも男も女もドイツ人もギリシャ人も中国人も日本人も・・・
だれもがすっぽんぽんっ( ̄□ ̄;)!!
こちらのアダムとイブ様は、葉っぱ一枚つけてません。
みんなでゆげ立つ温水プールに、「すっぽんぽん鍋」状態、である。
そんな温水プールわきのバーカウンターでは、ほてった素肌にバスローブを羽織っただけの金髪男女が、ビールやワイン片手にくつろいでいる。

こどものころ、銭湯の湯船で泳いで叱られたことがあったっけ・・
その雪辱を果たす思いで温水プールに飛び込み、至福の背泳ぎ、平泳ぎ。 目の前を泳ぐ女性もこれまたすっぽんぽんで平泳ぎ・・・。 あやうく目がつぶれるところでした。 ( ̄‥ ̄)=3

しかもこの温水プール、泳ぎながらビニールのカーテンをくぐると、野外プールへと出られる仕組み。 気温4度の外気もほてった身体に心地よく、空には満天の星空が・・・。
「むすこよ、あれが北斗七星だよ」
水中でこくりとうなずくジュニアもどこか満足そうだ。 野外温水プールの中央には「そうめん太郎」のような、流れるプール。 ひとしきりそこで流されて、人生のなんたるかを悟ったあとは、どまんなかにそびえるまあるいジャグジー風呂へとはい上がる。
スポットライトに照らされたそこはまるでステージのよう・・・。 すでに何人もの男女が風呂のヘリによっかかって談笑している。 アーリア系美男美女のその輪の中に、東洋のウタマロくんもご一緒させてもらった。 ああ、まるで映画のシーンのよう。 ジェームス・ボンドばりの「つけ胸毛」と「キューバ産葉巻」があればなあ。 勢いよく噴出するお湯にオドる胸毛と、ぷかぷかと揺れる豊満な乳。


思わず目をそらす漆黒の冬空。 星が一本、ながれて消えた。

■ かいせつ
実はドイツというか、北ヨーロッパでは男女混浴というのは当たり前のようです。 スキー場に併設されたサウナ風呂も、男女混浴が当たり前。 スキーで疲れたのか、若い女性が大股開いて眠りこけてたりしますね。 サウナ室内は日本や香港のに比べ、やや低めの温度になっているようです。 FKKというヌーディストビーチもそこらじゅうにありました。 もう、「見飽きちゃう」くらい珍しくも何ともない環境でした。 でも、寝てる人の顔の上をまたぐなよおばちゃん。 また、東洋人の姿も見受けられましたが、日本人女性は、同族すっぽんぽんを好まないらしく、ぼくの姿を見つけると、さっと身を隠してどこかへいってしまいます。 どうどうとしているより、そっちのほうがむしろエロチックですね。


こんど、ブロガーたちでローマ風呂いやぁん(慰安)旅行、行きませんか?

「香港最強ブロガー委員会」執行部のなおきんです。
下記の通り、「第二回目会合」下記の通り決定しました。

  • 日時 : 6月17日(金) 午後7時〜11時
  • 場所 : 沖縄料理 「En」 銅鑼灣店

その他詳しいことは、こちらのHPへどうぞ!




あー、温泉行きたいひと、ここぽちっと