パッキングが苦手

整理中、つい読みふける雑誌のやま

今日は土曜日、昨夜は原稿を書く気力もなかったから、直接このエディターに書き込んでいます。 いまこの段階においても、何を書こうとかなど、ちっとも頭に浮かびません。
だったら書かなくてもいいじゃん
そんな状態です。 まあいつもこんな感じではあるんだけどね。
今日は週末にしても珍しいくらいブログのコメントも静かだし、受信トレイにもあまり新着メールがない。 はじめ、「メールサーバー壊れてんのかな?」っておもったくらいでした。 たまにかかってくる電話も、「売り込み電話」くらいだし・・・。 かといって、

だらだら〜

ともしてられないのが 「都会のオキテ」。 週日片付けられなかった仕事も残っているし、東京へ送る荷物のパッキングや、別宅の荷物の整理と片付けがごまんと・・・。 それにしても、「引っ越し」って苦手。 折りたたみ傘すらたためないぼくに、「パッキング」なんてまるで拷問。 潜水艦に 「空を飛べ」って言ってるようなものです。 ぼくの引っ越しは同じ土地内でのそれより、都市や国をまたいだりすることが多いので、必然的に引っ越しそのものが 「別れ&出会い」 になります。 「住み慣れた場所」を離れるのってやっぱり辛いですね。 小鳥が大洋を渡れないように・・・。「出川哲朗」が視聴者を笑わせられないように・・・

▲【出川哲朗


夜は「ヒロミGO」なみに「Wブッキング」。 送別会「したり・されたり」のイベントです。 いやあ、「別れるほどに交わされる杯かな」、ですね。 普通こういうイベントって、春か秋が恒例じゃなかったのかな?ともかく、ダレが主役に限らず、こうしてみんなと食事したりお酒呑んだりできるのって、いいですね。 太古の時代、ヒトは毎晩のようにこうして、火のまわりにあつまっては宴を繰り広げてたんでしょうか? そんなDNAを引き継いでいるのか、ぼくも「火に飛び込む夏の虫」のように、ヒトが集まるところへ行くのがスキです。 もちろん、集まるヒトタチにもよりますけど。

てなわけで、今日はかなり「血糖値低めな記事」でした。 いや、「記事」ですらないですけど・・・。

オススメソフト、2本!

イラ写スペシャル、オススメソフト2本

こんにちは、なおきんです。
まいにちの「パソコンライフ」、みなさま快適にお過ごしですかー?
てなわけで、本日の「イラ写」は通常の記事をお休みして、オススメソフトをご紹介してみます。 いずれもぼくが普段使ってて、「コイツァ便利だね!」と納得したものです。 もしもまだ使ってない方がいらっしゃればぜひ、これを機会に試してみてください。 もちろん、タダソフトです。でも、タダでも侮れないシロモノです。 ある意味、市販ソフトより快適に使えたりします。

1. Picasa2 (画像整理&編集ソフト)
パソコン内にたまった、デジカメ写真ファイルや、画像ファイルを一気に整理してくれます。 保存場所を間違えてなくしてしまった画像なんかも、ぜーんぶ検索してインデックス作成してくれますから、「思わぬみっけもの写真」なんてのもあるかもしれません。 デジカメ写真ファイルなんていちいち「名前つけて保存」なんてしないですから、検索しにくいものです。 でも、このソフトは「時系列」に整理してくれますから、「あの写真、確か去年の5月くらいに撮ったはず・・」っていう時に探し出しやすいです。 またそれを全画面スライドショーしたり、タイムライン表示で次々に表示させたり ・・・ ちょっとした「自分歴」ができちゃいます。 また、簡単な画像編集(コントラスト調整、色調整、各種イフェクト処理)なんてのも出来ちゃうから、画像なら何でもオマカセです。 いちどインストールすると、新たに保存される画像ファイルもつぎつぎに整理してくれます。 しかもね、動作がすっごいキビキビして気持ちいいです。スカッとさわやかです。 さすが、あの「Google社」が買収しただけありますね。


▲ ライブラリー表示したところ

  • 左にフォルダー、右にサムネイル写真が表示されています。 ここの写真を編集したい場合は、目的の写真をくりっとね。 すると・・・


▲ 写真編集画面

  • 「明るさ」、「色調」、「コントラスト」など各種調整のほか、いろんなイフェクトをかけることが出来ます。 キビキビ動いて、ふわっとするフェード効果が心地いいです。


▲ スライドショー画面

  • 目的のフォルダー内の写真をスライドショーで表示できます。

さらに、パソコン内の写真データファイルを「一気にバックアップ」な機能もあります。 CD-RAMドライブ付きのパソコンなら、CDに焼いておけます。 「大切な想い出」がパソコンの故障とともに、消えてしまわないようにね。

▼ ダウンロードはこちらから(英語)
http://www.picasa.com/index.php

2. MSNサーチ
「Picasa2」は画像専用整理ソフトだとすれば、こちらはお使いのパソコン内に含まれるあらゆるファイルの「整理箱」といえます。 先行する「Googleデスクトップサーチ」のマイクロソフト版ですが、やっぱりウインドウズアプリとは相性がいいようです。
もともとウインドウズにも「検索機能」はついてますが、検索に時間がものすごーくかかるので、利用するのをやめちゃった方、多いと思います(ぼくもそのひとり)。 これは検索スピードがものすごく速いです。 このスピードなら、使えます。 *1
キーワード検索なので、「文字列が含まれるファイル」は、メール文書だろうと、ワード文書だろうと、パワーポイントだろうと、PDF(プラグインが必要)だろうと、ぜーんぶ見つけ出しちゃいます。 そのうえ、プレビュー機能も充実してるから、中身の確認にアプリケーションを立ち上げる必要はありませんことよ、奥さん。 です。 これでファイルの迷い子を減らし、それを探す手間と時間がいっきに短縮です。 なんと本日よりダウンロード開始、ほやほやですよ〜。


▲ 検索ワード欄

  • タスクバー(パソコン画面下部)にコラムに直接、「検索ワード」を入力して使います。 ここに入力しようとするとすぐにポップアップがあらわれ、該当するファイルがずらっと一覧表示できます。 これは即効性ありまくりです。


▲ デスクトップ検索一覧画面

  • 「デスクトップ検索」ボタンを押すと一覧の他にプレビュー画面も表示されます。 さらに「文書」、「メール」、「音楽ファイル」、「スケジュール」などのカテゴリーで簡単に絞り込みができます。 いやあ快適です。 膨大なメールのなかから、閲覧したいメール文書がこんなに簡単に見つかるなんて・・・!


▲ ドキュメントプレビュー画面

  • エクセル、ワード、パワーポイントあたりなら、アプリケーションをわざわざ立ち上げなくても、中身がプレビューされます。 一つのファイルが複数のページで作成されている場合も、ページ内で切り替えができてヒデキ、感激(と言わなくなって久しい・・・)。


▼ ダウンロードはこちら(日本語)
http://desktop.msn.co.jp/
(リリースされたばかりだから、多少のバグは大目に見てあげてね)


「恋人も探し出せるかしら・・・」


探せません、
自分で探してください。

■ 「六福邸」 またいってきました!


▲ あの「ゴミ箱捨てられわんこちゃん」たちもこんなに大きくなって・・


▲ 「べろべろべろ〜」ってされる、けっこうスキです


▲ マッサージもしてくれます
ぶちゃん、どうもおじゃまさまでした!

*1:これは「インデックス作成」をあらかじめおこなうから可能になるわけで、そのためインストール直後はしばらくこの作成時間が必要になります。

エレベーターの中で

やや閉所恐怖症気味なのか、ぼくはあまり狭い場所が苦手。 電話ボックスや、狭いエレベーターなんかも、そんな苦手な場所のひとつ。

そんなぼくがある日、エレベーターに乗っていると・・・。




エレベーターの中は、ぼくの他に中年の女性がひとり。 あと数階で地上に到着しようとしたそのとき・・・!


突如、押し殺したように漏れ出る、ながーい、放屁音。 まもなく、鼻を突き刺すような強烈な、「おなら臭」。 「腸、くさってんのちゃうか!?」と思うくらいに、ものすごい臭さに気がもうろうと・・・


瞬間、ちらりとこちらを振り向く彼女。 ておい、なんでこっち見るんだよっ


さらに、ちょっとぼくから遠ざかったりします。 しかも、顔の前で手をあおぎながら・・・


とそのとき、「チーン!」とエレベータは地上に到着。
エレベーターのドアが開くと同時に、どどっと入ってくる乗客・・・。 そそくさと降りる彼女にあっけにとられているうちに、ぼくは降りるタイミングを失い、そのままエレベーターに取り残されてしまうことに・・・



やり逃げかよっ!




つーか、 「おなら臭」 消えてないし・・・・ (≡д≡) 



「やったのは、オレじゃねえ・・・」
(ってわざわざいうと、よけいうたがわれそうだし・・・)

▼ 記念すべき100,000番目、いただきまんもす!

今朝10時40分頃、「客先へ外出前」にふと「イラ写」を開いてみるとカウンターは、なんと"99,998"を示してる。 「おっしゃぁー、いただき!」、ってことで"F5キー"をポチ。 すると、ちょうど"100,000"でした。 前回の"88,888"といい、なんだか自分ひとりでラッキーで申し訳ないです。でもどなたが"99,999"だったんだろう?

比べると不安に?

他人と比べるから自分は不安になる?

香港に来てから4年を越えた
ここへ住み移るきっかけとなった会社はITバブル崩壊と共に倒産。 仕方なく起こした会社もいまは役目を終えたので休眠中。 それ以降は、相棒や友人の会社を手伝ったりしながら過ごし、いまは東京に株式会社を起こして役員として参加してます。 月給をとってたのは最初の1年ちょっとだけで、あとは「契約料」や会社が利益がでたとき、ちょっと自分の個人口座にお金を移すといった感じ。 でまた、資金が必要なときはまた会社口座にお金を移したりするんだけどね。(笑)
休みにしたって「一日中休んでた」っていう記憶はないです。 休暇先にパソコンを持ち込み、ホテルの部屋でメールやったり、プールサイドで企画書作ってたり、象の背中に揺られながら取引先と電話したり、とかね。

「われながら、ひどい境遇だなあ」(笑)

とはちょっと思えない。 「痛快だった」のひとことに尽きます。
親しい友人などはあきらめたのかもう何も言わなくなったけど、さいきんの知り合いなどは、そんなぼくに蔑視感たっぷりの口調で
「将来に不安とかないの?」 とか、真顔で訊いてきます。
そんなとき、ぼくは自信たっぷりに
「ないです」
と、答えます。 だいいち、そんな相手に自分の不安を打ち明けても仕方ないし、そもそも「不安がなにかの足しになったためし」がない。 目覚めが悪くなるし、寝付きが悪くなる。人と会うのが恐くなるし、何かを始めるのにジャマになる。 むしろ、「不安がなにかの役にたった」という方がいらっしゃれば、こっそり教えてください。

「自分を認めることが出来る人」はステキだと思います。 だって、その人は、「他人と自分を比べることをしないから」。 人と給料を比べたり、容姿を比べたり、学歴を比べたり、家族を比べたり、会社を比べたり・・・、とまあきりがないですが、他人と自分を比べるとき、そこにエクトプラズムのようにもくもくと発生するのは、「嫉妬」や「ねたみ」、あるいは「慢心」や「蔑視感」、それらがやがて行き着くのは、「自分への不満」や「不安」だと、ぼくは思っています。

自分が不安だから、他人も不安にちがいない、と思いこむ
こうして、不安の連鎖を広げてしまう人

100万円以上もする「幸せの壷」を友人に勧めるようなタイプです。

ぼくは基本的にどんな人でも好きになれる自信がありますが、こういうタイプはだんだん疎遠になります。
会社の愚痴や友人の愚痴、または自分の不幸な境遇、それらを臨場感たっぷりに話してくれる友人をぼくは多く持ちますが、しかしぼくはただ話を聞いてあげるだけ。 「大きな穴」になったつもりで友人の「愚痴や不満」を吸収するだけです。 ここで、「そうなんだよなあ、オレもこないださあ」ってここで反射させると、連鎖しちゃうから、自分は黙って、「うんうん、それで?」、とか言いながらお酒をお代わりしてる。
人は知らず知らずにいろんなものをしょいこんでしまう。 責任感の強い人ほど、その傾向は顕著。 ならば、しょいこんだものを、やれやれとおろす場所がぼくであればそれでいいし、むしろありがたい。 それはぼくを「安心する場所」と認めてくれているわけだから、です。
でも、「わたしはダメな人間だから」とか、「アイツばっかりいい思いをして」とか、そんなふうに「誰かと比べて」とやかくいう友人には、やはりつい口をはさんでしまう。 申し訳ないですけど。
「幸福の壷」は、欲しくないので (笑)

世界には60億人もの他人がいる、そんな他人と自分を比べてたら、きっとへとへとになっちゃいます。 「不安の連鎖」は安易に「憎しみの連鎖」へとつながりやすい。 ましてネットにそんな連鎖が始まれば、止めどなく拡散してしまう。 まるでコンピュータウイルスのように、スパイウエアのように、チェーンメールのように・・・。
だからぼくは、そういう話題を出来るだけ避けてきました。 すると不思議なもので、このブログにそういった類のコメントを寄せる読者もほとんどいない。 これは「イラ写の読者」のリテラシーが非常に高いということです。

世間の価値観に振り回され続けるには、あまりに、人生は短い

どうか、他人と比べることでいたずらに不安にならず、「自分らしく快適に」 生きて欲しいです。


「そんなこと、おまえにいわれたかないね」、と思われた方
どうも、すみません。

イメージ力は、コミュニケーション力

イラストをもっと描こう

ぼくは海外長期滞在者のクセに言語オンチで、長く使ってる英語やドイツ語ですら、いまだに 「こんな簡単ないいまわしも出来ないのか・・・」 と落ち込むことも多い。 で、4秒くらい落ち込んで、「ま、いっか」と先に行く。 先に行ってどこへたどり着くかというと、「イメージ」。

はあ・・? Σ(゜Д゜;)

まあまあ、ちょっと一服しながら、おつきあいください。 ひょっとしたら、本日の記事読んだあとで、「仕事方法に変化あるかも?」 です。


さて、「人の話を聞いていたり」、「本を読んでいたり」、「メールを読んでいたり」するとき、ぼくらはアタマの中で、コトバの内容を自分なりにイメージしている。 「田中さん」っていう名前が出てくれば「田中さんの顔」が浮かび、「納期が遅れる」って出れば、納期が遅れる場合の様子やその理由を思い、「北海道」と出れば、広いラベンダー畑や草をはむ牛たちを思う・・・。 そんなふうに、人は自分の頭でイメージしながら、相手のコトバを追い、咀嚼している。 言い換えれば、「情報の伝達手段としてのコトバ」ってわけです。

そんな「コトバによる情報伝達」っていうのは、「実はとても危ういんじゃないか?」と、ぼくは思う。 「"感情は声で"、"説明は文字"で伝えましょう」 なんて、会社のエライ人は「したり顔」でいうけど、ぼくはどっちだっていいと思う。 だって「情報をどう伝えようと」、肝心なのは伝えようとする「相手の解釈」にゆだねるしかないからだ。

「相手の解釈」、つまり「相手がもってしまうイメージ」だ

こちらが伝えたい情報を正確に伝えたいのなら、相手のイメージに限りなくダイレクトに伝わる「工夫」をすればいい。 早い話が、「イメージで相手に伝える」ということ。 もっとツッこんで言えば、「相手の脳裏に、伝えたいイメージを「直接」 描いてあげる」わけだ。
「道に迷っている人」には地図を描いてあげたり、「どんな人?」ってきく相手には、「その人の写真」を見せてあげたり、なんてのはその一例ですね。

ぼくは客先の会議室に入る瞬間、まず最初にそこに「ホワイトボード」があるかどうかを確かめる。 ない場合はA3サイズのコピー用紙を数枚、用意してもらう。 ぼくは会議場でものを説明したり、説明してもらったりするときは、必ず絵を使う。 大事な単語や数字は、コトバで説明しながらもどんどんそこに書き込む。 これを徹底してやってきた。ご存じの人、多いですよね?
「アイツがしゃべるとインクが減る」 なんて、言われてますから(笑)


例えば、中国にある委託製造会社に、「この製品」を、「10万個」、「こんな仕様」で、「いつまで」に、「どんな手段」で、「納品」してもらいたいかを伝えるとき、「」の部分を全部、"絵"にしたり"数字"にするなどして、ボードや紙に描く。 強調したいところは、赤文字でぐるぐるぐるぐるっと、丸で囲むといい。

こうして「相手のさまよいがちなイメージ」をシッカリ固定するわけです。 できるだけダイレクトに、相手の脳裏に「イメージ」を描き込んであげるわけです。

「なおきんはイラストが描けるからそんなこといえるんだ」
なんて、お願いだからそう思わないで欲しい。 ぼくのイラストがウマイかヘタかは別にしても、ぼくはこれまで、一貫して「情報を伝え」、「情報を受ける」ことを念頭に「イラスト」を描いてきた。 「描きたいから描く」というよりは、「伝えたいから描く」といったふうに。

ひとは、「誰かに伝えたいから絵を描く」
ひとは、「誰かに伝えたいから写真を撮る」
それは、「イメージには伝播力」があることを、経験的にまたは感覚的に知っているからだ。

イメージ力とはまた、コミュニケーション力でもある


そして、コミュニケーションはなにも、「言語力」だけを必要とするわけではない。 むしろ「言語」だけに頼ることを恐れて欲しい。

「それ、前にも言ったじゃないか!」
と腹を立てる前に、まず「相手に正確に伝えたのかどうか」、さらには、「強く印象づける工夫をしたかどうか」、自分を省みて欲しい。

そんなアナタがもし、「イラスト力」をつけたいのなら、いい方法があります。
それは、親しい人と「絵と数字だけで会話」をしてみること。 実はこれ、ものすごく効果がある。 そして、なによりも楽しい。 どんなシリアスな内容でも、笑いながら会話できること請け合いです。 続けていくうちに、コトバに拘束されがちな表現力が、絵になることで一気に解放されるヨロコビを見つけることでしょう。 あと、ノートにメモするとき、できるだけ「絵」を入れてみてください。 あとでそれ見ると、そのときの情景がありありと浮かんでくるものです。
「どう見てもイヌにしか見えないネズミ」
「どうやったって、装甲車になってしまうアブラゼミ
「メガネに見えてしまう自転車」
っていう会話も、味があっていい。

絵を描いたり、描かれたりするのは楽しい


それは、「伝えるパワー」と「伝わるパワー」をもっているから、です
言語を越え、国境を越えて・・・

パソコンまわりのヘンなもの

デスクトップまわりにはどんなものが・

いまつかっているアナタのパソコン。
たぶんそのまわりにはいろんなものが散らばっているんじゃないかと思います。 コーヒーカップ、灰皿、ミニサボテン、食べかけのクラッカー、歯形のついたちくわ、ポケットティッシュ、ダッコちゃん人形、などなど・・・

ぼくですか?
ありますよ〜、いつの間にかあるへんなもの。 その中でもさいきん、「おもしろいな〜」と思うのは、USBソケット付きのパソコンアクセサリー。 チョット紹介してみますね。 USBグッズっていいですよー。 ポートに差し込むだけで、すぐ使えちゃいますから。 電池も電源ケーブルもいらないんです。


では、いってみよ ↓


▼ (その一) マイナスイオン発生機

これホントに出てるんでしょうかね、マイナスイオン。 でも妖しげな青いランプを信じて、だらーっと使ってます。 なんとなくストレスが減った気がするから不思議。 要は気持ちの問題なんでしょうか?


▼ (その二) 小型掃除機

簡易掃除機です。 これ、便利です。 タバコとか吸いながらパソコン向かってると、ついこぼれるじゃないですか、「灰」。 あと、「パンくず」とか、「クラッカーの破片」や、爪切ったときの「爪」などなど・・・。 そんなものがキーボードのすき間とかにはいったりすると、故障の原因になったりします。 「備えあればうれしいな」 です。 ランプついてるから、暗いすき間もピカッと明るくお掃除です。 「ごぉ〜」ってね。

▲ けっこう吸引力いいです サイバーなお掃除タイムが満喫できます

▼ (その三) 小型マッサージ器

いぼいぼついてます。 これでつぼを刺激ですね。 スイッチ入れると、手がしびれるほどのバイブレーション。 「ぶるるるるる・・」 こら、ヘンなとこに当てちゃダメですよ。(笑)

▲ 「ひといき」つきましょう。 引っ越しの荷物が背後に散乱してますね・・・。

▲ ※ マウスではありません


▲ 歯を通じて脳に刺激を与えているところ ※ 本品はたべられません

きょうのおやつ


▲ チーズクラッカー 

  • ごくごくフツーのチーズクラッカーですが、あなどってはいけません。 なんとスペシャルなことに・・・



▲ 「ぷんぷんといいにおいがする」(笑)



▲ だけではなく、「独自の風格をそなえている」んだそうです

  • 「風格」ってどうよ? クラッカーなのに・・・(笑)


アナタのパソコンまわりには、どんなものが・・・?

さよなら、「ブログランキング」

人気ブログランキング
ってのをぼくは、このブログを開設してから5日目の2月24日に知り、さっそく登録することにした。 特に深い意味や、強い意気込みがあったわけじゃない。
「他のブロガーのみなさんはじめまして」
といった挨拶のようなものだった。 当時この「ブログランキング」には5万ものブログサイトが登録してあったと思う(現在は約8万件)。初ランクインは300位あたりだったように記憶する。
でも、正直言って順位などあまり気にしていなかった。 「自分のブログを見てもらう」というよりはまず、「他のブログを見てみたい」という気持ちの方が強かったからだ。 この「人気ブログランキング」はブログ専用のヤフーやグーグルといった感じで細かなカテゴリーに細分化されており、見たいブログにアクセスしやすいよう工夫されている。 当時の「香港イラ写日誌」は、ものの20分程度で記事を書けるほどの分量だったので、ぼくは「発信」するよりは、「受信」するほうに注力した。 面白いサイトや興味あるサイトには、どんどんコメントを入れた。 書いたぼくのコメントに対し、ブログで記事を書いている方から返ってくるコメントがなによりの楽しみだった。
けれども、中には投稿コメントを返さない管理者もいた。
ぼくはこれに軽く失望感を覚えた。 きっと忙しいのだろう。 ならば、一般コメントを受け付けない設定にすべきだと思った。

ランキングには全く興味の無かったぼくが、「はっきりと順位を意識」したのは、開設してから2週間を過ぎたころ、ランクで言うと30位後半をうろうろしていたころだった。 このブログランキングの特徴は、25位以内にはいると、「ブログの自己紹介」部分の枠が広がり、がそれまでの20文字から60文字まで表示されるようになる。
「めざせ、25位以内」
という目標をたてたぼくは、「記事のレベルアップ」をはかることにした。 イラスト写真を見直し、「なおきん」という一人称キャラクターを登場させ、「お笑いネタ」を目指すようにした。
やがて3月17日(チラシ攻撃)では、これまでで最高のアクセス数400を越え、念願の25位圏内に突入。 ぼくはひとり静かに祝杯を挙げた。
4月にはいると、イラ写名物「トイレットコメントペーパー」がいよいよ本格化し始め、アクセス数が500を下る日はなくなった。 ランキングはすでに20位圏内に突入し、10位圏内を目指して爆走中。 20日(反日集会メール)ではついにアクセスは1000を越え、いよいよ10位以内を射程距離におさめた。 ぼくはうなる勢いで記事を書き続けた。 やがて、「週刊壹」にぼくのインタビューが載り、それをネタに29日の記事を上梓。 ぼくのブログへの想いを綴った自信作、ブログの秘める起爆力(4月30日)へとつながる。 ランキングは一気に7位まで上がった。

5月にはいると、アクセス数の伸びが尋常ではなくなった。 11日(なおきん90歳に会う)14日(生きてることの奇跡)では2000アクセスを越えるスマッシュヒットを記録。 ランキングも3位が定位置になった。 しかしこのころにはすでに、ぼくの帰国問題が持ち上がっていた。 ぼくはどこか焦り始めていた。 東京でのタコ部屋生活が始まれば、ぼくはブログに費やす時間はなくなる。 「香港」でもなくなる。
「イラ写を閉鎖しなくてはならない・・・」
うなりを上げてのびるアクセス数、しかしそれを喜んでいる余裕はぼくにはなかった。 「ガン宣告」を受けた患者のように苦悶の日々が続く。 閉めるか、残すか、続けるか・・・!? そんな折、「香港最強ブロガー委員会」の話がアキコさんから持ち上がり、5月15日、ついに香港ブロガー達が一堂に集まる、「第一回会合」が開催された。
始めて出会う、香港ブロガーのヒトタチ。 楽しく気さくでさわやかなヒトタチ・・・。 オンラインで感じたそのままのヒトタチが、それぞれの顔を見せて笑い合い、肉声を交わす。
それは、ブログがなんであるかを証明してみせた出来事だった。
さらに、ぼくがイラ写を開設して30日目、滞在先のバンコクで密かに自分に誓った、「100日連続更新記録」を同月28日、やはり滞在していたバンコクでついに達成。 このとき、「アジア地域」のみならず、「海外地域情報」においてもランキングは2位まであがっていた。

6月に入る。 ぼくは「イラ写の寿命を今月末まで」と密かに決めた。 できるだけ自然にフェイドアウトできるよう、その前段階として、自分の誕生日直後に、ブログランキングから「イラ写」を外すことを決めた。 5日には、ぼくが所属するロックバンドのライブに、香港ブロガーのみなさんを招待してみた。 楽しんでもらった様子でほっとはしたが、これではゆっくり親睦を深める機会にはならない。
やはり、「香港最強ブロガー委員会」(第二回目会合)をやらねばならないと思った。 「これを定例化したい、ぼくが居なくなったあとも、ずっと続けてもらいたい・・・」 続けるためにはベクトル線を引かねばならない。 2点をつないで線にしなければならない。 ぼくは急きょ幹事会に連絡を取り、準備を始めた。 願いかなって、第二回目が17日に開催された。 結果、第一回目を上回る香港ブロガー達が一堂に集まり楽しいひとときを過ごすことが出来た。 大満足だった。

18日は気の合う仲間が、ぼくのために「誕生日会」を開いてくれた。 とてもあたたかいもてなしを受けた。 しかし次々と杯が交わされ、ケーキのろうそくを吹き消しているそのときでさえ、ぼくはひとつどうしても気になることがあった。

ランキング・・・

それまで、1000ポイントという圧倒的な差で1位の「ホンコンひとりごち(管理者アキコさん)」に差をつけられていたぼくは、ここ数日のあいだ、数百ポイントまで肉薄していることが密かに気になっていた。
「ひょっとしたらミラクルが起こるんじゃないか !?」

期待するなというほうが無理だった。 ランキングから「香港イラ写日誌」を削除するまであと1日。 このまま2位で終わったとしても、ぼくは、応援してくれた方達を想い、それでじゅうぶん満足していた。 けれども今日は誕生日。 ミラクルだって起こるかも知れない。

そのとき誕生会に同席してくれていた、10gさんが愛用の「TREO(小型携帯情報端末機)」を取り出し、「なおきんさんのイラ写、これで見れますよ」とそれをぼくに手渡した。

おお・・・!

低い雲が忙しく流れる香港の夜空の下、ぼくは野外カフェのテーブルに座り、その端末をのぞき込む。
「立って歩く赤ん坊のイラスト」がディスプレイに映っていた。


はやる気持ちを抑え、ぼくはランキングへ、ランキングへとスクロールを繰り返す。 スタイラスをとりだし、目指すリンクをおす・・・


ぽち・・・


一位 香港イラスト写真日誌 4850ポイント


ラクル・・・、か!?

まわりにいた仲間から、「どっ」と歓声が上がる。
ぼくは声がつまったまま、「わぁ・・・」とうめく。

TREOの小さな画面のバックライトに浮かび上がる"1位"の文字
しかし、ぼくにはかすんでうまく見えなかった。

やばい・・・


ぼくは、あわてて夜空を見上げる。
そのまま夜空を注視する。 この夜空の元、「イラ写」を応援しポチし続けてくれたヒトタチを想い、ちっぽけな身体から精一杯のメッセージを送ってみる。


ありがとう


ありがとう


ありがとう


ありがとう・・・!!


想いは、夜空をつたって、うまく届いてくれただろうか・・・?

▼ ランキング削除直前の「香港イラスト写真日誌」の記録

  • 週間IN : 5520, 週間OUT : 16,890, 月間IN : 19,890
  • 最終ランキング成績 地域情報(アジア)  1 位
  • 最終ランキング成績 地域情報(海外)   1 位
  • 最終ランキング成績 総合    71 位(80,000中) 
  • 地域情報一位までにかかった日数    117日


これまで、「ぽちっ」としていただいた、すべての人に感謝します

香港時間22時56分、「香港イラスト写真日誌」は、「人気ブログランキング」から、いま静かに消えました